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「大好きな人に贈りたい 手作りプレゼント」受賞者プロフィール紹介

「ウェディングベア」金賞 鈴木真由子さんへのメール取材より

 この受賞の知らせをいただいた同じ日、二人目の母子手帳交付OKの許可を病院からいただきました。嬉しいことが重なってとても喜んでいます。ありがとうございました。

①鈴木さんのビーズを始めたきっかけをお話しいただけますか?
鈴木:ビーズを始めたきっかけは。。。何か気がまぎれることはないかな~
と近くの手芸屋さんふらっと立ち寄った時スワロで作った動物モチーフがとっても可愛くて、作ってみたいなと思ったのがきっかけです。
(生後11ヶ月のひとり娘を亡くしたばかりで、何もかもやる気をなくし家にずっととじこもりがちでしたが一人で部屋で過ごすのに何か没頭できることはないかなと考えていた頃でした。今から2年前です)
レシピ本で基本的なことを覚え、あきたらずオリジナルを作ろうと試行錯誤しているうちに何点かできたので、HPで紹介することにしました。
http://angelic-haru.chu.jp/
アクセサリーも作れるようになれたらいいかなとも思うようになりビーズ教室に通いました。
そこで講師の資格を取得して、少人数ですが月に数回教室で講師もしています。

②ずいぶんかわいらしいクマさんなのですが、大きさはどの位ですか。また製作時間等も教えてください。他にはどんな作品を作っておられますか?
鈴木:大きさは高さが2.5センチ程の小さいものですよ。製作時間はおよそ4時間。でも構想から納得いくものができるまで1週間程かかりました。
このパンダは、実は顔だけはクマと同じ編み方なんですよ。動物モチーフは娘のためというか、完成したモチーフは子供ですね。私がここだけは外せないポイントは絶対的にカワイイものを作るということです。納得がいくまで編み直します。
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「ホイールローダー」銀賞 土井猛志さんへのメール取材より

 この度は、ホビコン銀賞を受賞することとなり誠に光栄と感じつつも非常に恐縮しております。
(皆様の作品がどれも深い思いを感じさせるものばかりだったものですから・・・。)

①どんな仕事や趣味をお持ちの方でしょうか。少し自己紹介をしていただけませんか。応募のきっかけも合わせてお願いします。
土井:H13年度までは企業に勤務し、今はある独立行政法人の教員です。趣味は木工おもちゃの製作で、今年の6月に自分の作った作品を掲載する場所としてホームページを開設しました。その際、クラフト・ホビー系のいろいろなサイトを見ているうちに、ホビコンの存在を知りました。子どものために作った第1号機をホームページ開設記念に応募してみようと考えたことがきっかけです。

②他にはどんなおもちゃを作っておられるのでしょうか。ご紹介ください。
土井:先に参考としてご紹介したホームページにこれまでの作品を掲載しております(少ないのですが・・・)。これは、この7月に完成したばかりのオートバイです。
完成品を子どもに見せたときの会話(土井さんのHPより)
父:「ほら~、完成したぞ~!!」
子:「父ちゃんスッゲー!!」
父:「なっ、父ちゃんスッゲーだろー!!」
・・・中略・・・
子:「で、父ちゃんブレーキは?」
父:「ブッ、ブレーキはつけてないよ・・・」
子:「何で、止まんないじゃん?」
父:「・・・・・・(そんなこと言ったって)」
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③土井さんはどんな父親でありたいと思っておられるのでしょうか、一言お願いします。
土井:非常に難しい質問です・・・。まだまだ親半人前?の身ですが、自分の理想とする父親像についてお話しすると、「自分の生き方に自信をもって生きていこうとする父親でありたい」と思っています。


「バースデーオルゴール」銅賞 松尾優美さんメール取材より

 このたびはとてもすばらしい賞をいただき、大変嬉しく思っています。

①松尾さんの手芸歴を教えてください。今後の夢も交えて自己紹介していていただけませんか。
松尾:私がフェルト手芸をはじめたのは3年ほど前です。息子のおもちゃを探しているときに、たまたまインターネットで見かけ、お弁当やケーキなど、子供の喜びそうなものをフェルトで作り始めました。手芸の知識は学生の頃家庭科の授業で受けた程度のもの。はじめた当初は右も左もわからず、悪戦苦闘しましたが初めてでき上がったときはとても嬉しかったのを覚えています。自分の頭に浮かんだものを形にできたときの喜びは今も昔もかわりません。
夢・・というほど大それたものはありませんが、(中略)本当のケーキ屋さんのショーケースにフェルトのケーキを並べてみたい!膨大な数のケーキを作らないといけないのでなかなかできそうにありませんが・・・^^;たくさんの自分のケーキがならんだショーケースを見てみたいですね!子供みたいな夢ですが(笑)

②受賞のケーキの作品について、もう少し詳しくお教え願いたいのですが。
松尾:本物のいちごの断面は真っ白ではなく、赤から内側へだんだん白へかわるグラデーション。シート状のフェルトではどうしてもグラデーションはできないので、フェルト原毛をニードルでうちつけ表現しています。筋などは刺繍糸で刺繍しています。ラズベリー等は原毛フェルトを丸めてフェルト化し、刺繍糸でボコボコの形をつくっています。果物を作るときは本物を観察します。本物を買ってきて断面がどのようになっているかなど、自分の想像通りに作って何か違うと感じたときは本物を観察します。でも本物に忠実に作るだけではかわいくなかったりするので、時にはデフォルメして作り、リアルかつかわいく作ることを心がけています。

③他にもいろいろ作品がおありだと思いますが、ご紹介いただけませんか。
松尾:今まで作った作品は100を越えますが、それ以外にも私のお気に入りの「煮物」や年末に作る大作の「おせち」があります。
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④このバースデーオルゴールはどなたかにプレゼントする予定はあるのですか?
いつもホームページに遊びにきてくださる方々の中から抽選をして1名に差し上げようと思っています。自分の作品に自信を無くして落ち込んだときや、作ることをやめようかと思ったこともありますが、みなさんの温かい数々の言葉に励まされ勇気付けられることが多多あります。そういった意味で「大好きな人」「大切な人」である方々にプレゼントしたいと思っています。
# by commentatornonaka | 2005-08-09 18:52 | 手作りプレゼント

「私のステキなバックコンテスト」受賞者プロフィール

「思い出リバーシブルバック」金賞 堀尾雅子さんへのメール取材より

思ってもいなかった金賞、本当にうれしく思います。
昔は、着物もよく着ていましたが最近は、箪笥の中で・・・。もったいないなぁーと思い、ほどいて何かできないものかと考えていた時にコンテスト募集がありましたので、応募させていただきました。

①40年前の着物は、ご自分で仕立てたものですか。よくお召しになったのでしょうか。
堀尾:雨コートは、仕立て屋サンです。 ウールの着物は、私自身が縫い、よく着用しました。

②今は着物はお召しにならないのですか。お召しになるのはどのようなときですか?
堀尾:最近は、着る事もなくなりました。(冠婚葬祭も洋服が多くなりました。)

③着物のリフォームは他にもなさっているのでしょうか。ご紹介ください。 
堀尾:多くは、作ってはないですけどこれからも作ってみたいなぁーと思ってます。文化帯でショルダーバックを作りました。(形などは、作りながら思いついたまま作ります。)
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④手縫いでなさったということですが、誰でもできるでしょうか。使う針と糸の注意点など
具体的に作ってみたい人の為に少しアドバイスをお願いします。

堀尾:簡単に作っていますので誰にでも作ることができます。 針、糸は、作られる方の一番使いやすいものがよいかと思います。糸は、その作品の色に合わせ私は、絹糸を使いました。

⑤最後に、製作時間はどの程度なのでしょう。
堀尾:1日~2日位でできたかと思います。
私個人のお気に入りの持ち手の部分も同じ布でリバーシブルに縫いねじり棒のようにねじっただけです。ねじった箇所は、ねじりが戻らないようにまつり縫いにしています。

「先生バック」銀賞 松尾綾さんへのメール取材より

銀賞受賞ということで驚いています。子どもたちにも報告しますね♪

①今年の担任は何年生ですか。先生バックに入るノートにまつわるお話を聞かせてください。
松尾:バックを作ったときには2年生の担任をしていました。今年度は6年生の担任になりました。高学年は家庭科の授業があるので楽しみです。ノートは授業で使っている国語や算数のノートや日記のノートです。ノートには子どもたちの考えたことがいっぱい書いてあってじっくり読みたいので持ち帰ります。2年生は37名だったのでバックはいつもパンパンでした。今年は21名なので2冊集めてもだいじょうぶ。重宝してますよ。

②生徒の落書きを参考にした図柄がとても楽しいのですが、落書きはどんなところにしているのでしょう。図柄はどのようにつけておられるのでしょう。図柄についてご紹介ください。
松尾:絵を描くのが好きなので図工の時間や休み時間に一緒に描いています。子どもたちの絵はのびのびしていてとっても素敵なので学級通信のイラストにもよく使わせてもらっています。バックのもようには刺繍糸と布用の絵の具を使っています。

③製作時間はどの程度なのでしょう。先生は忙しいと思うのですが、普段から手作りはよくなさっているのでしょうか。
松尾:制作時間は模様をつけるのに1日+バックにするのに1日です。そんなに時間はかかっていません。家庭科が専門だということもあって裁縫が好きです。ちょっとの時間でも針を持たずにはいられない感じです。最近は洋裁にはまっています。自分で作った服を学校に着ていくこともあります。

④先生バックのほかにも手作りしておられるものがおありでしたらご紹介いただけませんか。 
松尾:洋裁・フェルト・パッチワークいろんなことにチャレンジしてます。 HPをたちあげているのでのぞいてみていただけると嬉しいです。ホームページへ

リバティ・ブラウス3号。アオザイ風のブラウスづくりにチャレンジしました。のこった生地でテディをつくるのも楽しみのうち。
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「マリンボストンバック」銅賞 中納朋子さんへのメール取材より
①荷物が多いのでマチをたっぷりとったと書いておられますが、どんな目的でお使いになるバックなのでしょうか。旅行ですか、お仕事ですか?内ポケットの工夫など、他にも工夫なさった点があるかと思います。ご紹介ください。
中納:使い道は普段のお出かけに持っています。子供がまだ小さいので紙おむつやおやつなどお出かけの時には自分の物以外に持たなければいけないものたちがたくさんあります。オムツやおしり拭きは特にかさばるので マチがたっぷりないと 何がどこにあるのかわからなくなります。それだけ荷物を入れると 今度は自分の物がどこにあるのかわからなくなるので、内ポケットは片面に全面の平たいポケットと、携帯用のマチつきのポケット、キーケースを入れるためのポケットの3つを作っています。
他の工夫は やはり出したいものがすぐに出せるように、見つけやすいように 長めのファスナーをつけて 口が大きく開くようにしています。
持ち手も少し長めにして 手提げで持てるのと肩からもかけられるようにしています。いつ抱っこと言われるかわからないもので・・・(笑)

②とてもきれいに縫えているのですが、普段からいろいろ手作りをしている方なのでしょうか。是非、他の作品もご紹介いただけませんか。
中納:まだまだ未熟ですが、物を作ることが大好きで暇があれば何か作っています。子供服はほとんど買わずに自分で作っています。自分のものも作れる範囲で作っています。最近作ったものでお気に入りは 長女6歳のカットソーとガーゼのスカートです。 ナチュラルな感じも大好きで そこにちょこっとパッチワークなどを施すのが 子供服のときの定番です。
ルームシューズは学校や幼稚園の参観などで必須の携帯スリッパとして使っています。市販のものでお気に入りが見つからなかったので作ってみました。ちょっと幅広めのゆったりしたつくりにしています。素材や布の感じを変えて出かける時の服装に合わせてスリッパも変えて参観にいきます。
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③このマリンボストンバックの製作時間はどのくらいですか。ボストンバックを作るには、
どんな点に注意が必要なのでしょうか。作りたい人の為にアドバイスを2~3お願いします。

中納:制作時間は3時間ほどです。今回のバッグのような 形を見せたいバッグの時にはわりとしっかりした固めの接着芯を全体に貼って布に張りを出すようにしています。
固めの接着芯のほかに厚めのキルト芯などを使っても張りが出るので これもおすすめです。
他にはミシンをかけたらそのたびにアイロンで縫い代を開いたりして きれいに出来上がるように面倒ですがひと手間かけています。
持ち手は共布でもいいのですが 革の持ち手などを使うと これだけで既製品のようにみえるので よく利用します。 布はわりとしっかりめのものを使うほうがしっかりとしたできあがりになるのでいいと思います。私の場合はキャンバス地を使いました。

他にもいろいろブログで紹介していますので見てください。
# by commentatornonaka | 2005-05-24 03:46 | バックコンテスト

子供編物教室を開くようになったいきさつを伺いました。

  今回の金銀受賞者が所属する岡本編物教室主催 岡本明恵さんは、ご自分の3人のお子さんを交えて自宅で子供編物教室を開いて6年になります。子供だからできないなんてことない、子供のうちに編物体験すべきだとおっしゃいます。その理由を次のように書いておられます。また、子を持つ母として今の学校教育では、手芸、編物に携わることさえままならないことは本当に残念だとおっしゃいます。同感です。
手芸・編物のすばらしさ
●手芸、編物を通じて物をつくる喜びとできた達成感が味わえ、それに要する時間から根気を養える。
●個々の差が出ても、できる子(大きい子)が小さい子に教えるという事が自然にでき、いたわり合うということも自然に学べる。
●一人ひとりの個性を出し、創造性を重視しオリジナルをつくることで自信がつく。
●お金を出して買うのでなく、作る大変さ、かかる時間からこそ得るものがある。
●心を込めてつくったものを大切にするようになる。

岡村編物教室のホームページはこちら
# by commentatornonaka | 2005-03-13 00:46 | バックコンテスト

岡村編物教室には、毎週土曜日にいろいろな年齢の子供達が集まってきます。

 岡村先生より
 教室はとても楽しく私自身子供が大好きなので毎週土曜日が楽しみです。時間があっという間に過ぎます。口コミで広がり、いろんな学校の多学年の子が集まっています。大阪から通ってくれてる子もいます。現在18名の子が来ています。毎週お休みがあっても10~12人は来ています。常に目標を設定し夏休みに作品展、コンクールと一年中編物しています。

この教室からホビコン受賞作品が生まれました
岡村編物教室には、毎週土曜日にいろいろな年齢の子供達が集まってきます。_d0001265_034586.jpg



岡村編物教室には、毎週土曜日にいろいろな年齢の子供達が集まってきます。_d0001265_335357.jpg
 教室は6年前に3番目が3歳の時に通った児童館のママさんから教えてといわれママさん教室(子連れ)でスタートしました。それを知った近所の小5の子から編物、手芸を教えてと言われ、小5が2人、小4の文香と友達、小2の友香と友達の計6人でスタートしました。毎週土曜日朝から集まり学童保育所のようです。
 まずは全員であみぐるみです。はじめて針を持つ練習からがんばり、みんなちがうものをと個性を出し、私自身出来上がりが嬉しくて写真を撮りました。次は何にすると帽子、バッグ、ベストとどんどんレベルをあげこれだけの作品をいろんな人にみてもらえば子供だからできないなんてことないと子供のうちに編物体験するべきだと感じました。
# by commentatornonaka | 2005-03-12 00:00 | ニットコンテスト

金賞に選ばれた岡村文香さん(15歳)からの手紙

 この作品は現中3ですが中1の時につくった作品です。
デザインは自分で描いたものを母である先生が製図し、私はこんな感じにしたい、ミニとロングをどうしたらいいとか、とにかくまずは色と素材にこだわりました。どうしても夏糸だとラメや光った素材が多く毛糸ではいやだったので綿を選びました。糸が弱く張りがないのでデニムに縫い付けることにし皮をアクセントにするなど母にかなりむりを言いました。試験やピアノの練習などやることも多く3ヶ月かかりましたが、冬休み寝る間も惜しんでがんばりました。たびたび問題が生じると母と妹とどうしようと相談し最後はできるのかなと考えもしました。できあがったときはとにかく嬉しかったです。
デザインは私が描いたものです。その時の描いたものがあるのでメールで送ります。
今回の金賞本当にありがとうございました。
今年は受験生であまり編物できませんでしたが、今あみぐるみを編んで楽しんでいます。

 高校生になるともっと忙しくなるので編物する時間は取れませんが人にプレゼントする時はてづくりしたいなと思っています。
今回の賞は教室のみんながいたから自分もがんばろうと思ってできた作品での賞でもあります。
 周りのみんなにありがとうと教室のみんなにこれからもがんばろうと伝えたいです。
本当に有難うございました。          
                                                岡村文香

受賞作品のデザイン画と製図
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金賞受賞作品
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# by commentatornonaka | 2005-03-11 23:57 | バックコンテスト